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XREAL One 買う前チェック|Switchで使うならアダプター必須という落とし穴


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最初にお断りします。この記事は実機レビューではありません。 XREAL Oneは2025年1月17日発売の製品で、筆者は購入していません。ここに書いているのは、XREAL公式ストア・複数の実機レビュー記事を確認して分かった公式スペックと、購入者の間で話題になっている接続時の注意点です。「実際にかけてみた視野の広さ」といった体感の話は含みません。

結論:何をしたい人に向くか

向いている人

  • iPhoneやAndroid、Windows PC・MacBookに繋いで、大画面を持ち運びたい人。USB-C(DisplayPort Alt Mode対応)のケーブル1本で映像が出せます。
  • メガネの上から使いたい人。度付きレンズがなくても、通常のメガネの上に重ねて装着できる設計です。
  • バッテリーの充電を増やしたくない人。本体にバッテリーが内蔵されておらず、接続したデバイス側から給電されるので、XREAL One自体の充電切れという概念がありません。

向いていない、または一手間かかる人

  • Nintendo Switchでゲームをしたい人。あとで詳しく書きますが、USB-Cケーブルを挿すだけでは映像が映りません。専用アダプターが別途必要です。
  • 裸眼で強い近視・遠視がある人。度付きレンズは同梱されておらず、別売のインサートレンズ(サードパーティのレンズサービス)を用意する必要があります。
  • 屋外の明るい場所でくっきり見たい人。最大輝度は600nitです。上位モデルのXREAL One Pro(700nit)より暗く、屋外の直射日光下では見えにくくなる可能性があります(これは仕様上の推測で、筆者による屋外実測ではありません)。

公式スペック一覧

複数の実機レビュー記事・公式ストアの記載を突き合わせて確認できた数値です。

項目内容
価格62,980円(税込・2025年12月頃に69,980円から値下げ)
発売日2025年1月17日
ディスプレイソニー製0.68型マイクロOLED、1920×1080(片眼)
最大輝度600nit
リフレッシュレート最大120Hz
視野角(FOV)50度
トラッキング本体単体で3DoF(ヘッドトラッキング)、専用チップ「XREAL X1」搭載
重量約82g
音響Boseチューニングのスピーカー内蔵
接続USB-C(DisplayPort Alt Mode)
バッテリー非内蔵。接続デバイスから給電
度付きレンズ同梱なし(別売のインサートレンズで対応)
保証1年保証、30日間返品保証(公式ストア購入時)
同梱物メガネ本体、C-Cケーブル、ノーズパッド(S/M/L)、クリーニングクロス、保護ケース、取扱説明書

Switchに繋ぐなら、ケーブルだけでは映らない

これが、この記事で一番伝えたいことです。

XREAL OneはUSB-Cケーブル(DisplayPort Alt Mode対応)でつなぐ設計ですが、Nintendo Switch(有機ELモデル含む)は、ただのUSB-Cケーブルでは映像信号を出せません。実際に検証した複数の購入者の記事によれば、9種類のアダプターを試した結果、動作したのは「XREAL Hub」という純正アダプターと、一部のサードパーティ製アダプターのみで、それ以外は「ビデオ信号入力が検出されない」というエラーになったと報告されています。

XREAL Hubを使うと自動的にSwitch向けのモードに切り替わりますが、その代わり「ワイドスクリーンモードや3Dモードの切り替えができなくなる」という制限もあるようです(購入者のブログ記事の報告で、公式の仕様書での確認はできていません)。

PS5についても、公式が案内しているのは「XREAL Beam」または「XREAL Adapter」というアダプター経由の接続で、HDMI出力のゲーム機をそのままUSB-Cで繋ぐことはできません。

Switch・PS5で使うつもりなら、本体価格62,980円に加えて、専用アダプター代(別売)が確実にかかると考えておいてください。一方、iPhone・Android・Windows PC・MacBook・Steam DeckなどUSB-C DisplayPort Alt Mode対応機器なら、追加のアダプターなしでケーブル1本で繋がります。

度付きレンズは別売、メガネの上からも使える

近視・遠視がある方向けに、度付きのインサートレンズを本体に組み込む方法があります。ただしXREAL Oneにはこのレンズが同梱されておらず、別途、対応するレンズ加工サービス(銀座の眼鏡店など)に発注する必要があります。

視力矯正が軽度で、コンタクトレンズを使っている方は、そのままの装着で問題ありません。コンタクトが苦手な方は、通常のメガネの上からXREAL Oneを重ねて装着することも可能な設計になっています。「見えるかどうか試してから度付きレンズに投資したい」という順番で検討するのが無難です。

バッテリーを持たない、という設計の意味

XREAL One自体は充電池を持たず、繋いだ機器(スマートフォンやPCなど)から電力をもらって動きます。メリットは「XREAL One側の充電切れ」が原理的に起きないことですが、裏を返すと繋いだスマートフォンやノートPCのバッテリーを、通常より早く消費します

外出先でスマホに繋いで長時間映像を見る使い方をするなら、モバイルバッテリー、あるいは給電しながら映像出力もできるUSBハブの準備をおすすめします。USB-Cハブは種類によって発熱しやすいものもあるので、選び方に不安がある方はこちらも参考にしてください → USB-Cハブが熱い!症状別の原因切り分けと発熱対策・買い替えの判断基準

買う前に、自分の使い方で確かめること

  • 主に何に繋ぐか:スマホ・PC中心ならケーブル1本で完結。Switch・PS5中心なら専用アダプターの追加購入が前提になります。
  • 視力矯正が必要か:必要ならレンズ加工の手間と追加費用を織り込んでおく。
  • 屋外で使うか室内か:600nitという輝度は、日差しの強い屋外での視認性に影響する可能性があります。室内・電車内などの使用が中心なら気にする必要は薄いはずです。

どこで買うか

Switch・PS5と組み合わせる予定がある方は、本体と一緒に純正アダプター「XREAL Hub」または「XREAL Beam」の購入も検討しておくと、届いてから接続できずに困る事態を避けられます。

まとめ

XREAL Oneは、iPhone・Android・PCに繋ぐ用途なら追加投資なしでそのまま使える設計です。一方で、Switch・PS5といったゲーム機との組み合わせを考えている場合は、専用アダプターが実質必須という点が、公式の製品ページだけでは気づきにくい落とし穴です。度付きレンズが別売である点、バッテリーを内蔵せず接続機器の電力を使う点も含めて、「本体価格だけで完結するのか、周辺機器がもう1つ要るのか」を先に確認してから注文することをおすすめします。

※本記事は情報提供を目的としたものです。筆者は実機を購入しておらず、内容は公式仕様および複数の購入者・レビュー記事の記載に基づいています。価格・仕様・付属品は変動する場合があるため、購入前に必ず公式・販売ページの最新情報をご確認ください。

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