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MX Master 4と3Sの違い:買い替えに5,000円の価値はあるか


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「MX Master 4が出た。でも3Sを持っているし、買い替えるべきか正直分からない」

MX Master 4 画像:楽天市場

MX Master 4 と 3S 早見表項目MX Master 4MX Master 3S新機能Actions Ring・ハプティックなし価格差+約5,000円-

Logicool(ロジクール)MX Masterシリーズが2025年秋、6年ぶりのフルモデルチェンジを果たした。Actions Ringにハプティックフィードバック、素材の全面見直しと、確かに変化は大きい。

しかし最安値で約18,600円からというMX Master 4の価格は、MX Master 3Sの最安値(約13,480円)と比べて5,000円以上の差がある。ハイエンドマウスとしてはさらに高額の買い物だ。

結論から先に言う。

  • SteerMouseなどサードパーティドライバーを使っているMacユーザー → 買い替えは慎重に。競合問題がある
  • 3Sのラバーがベタついてきた・素材劣化が気になる → MX Master 4に乗り換える価値あり
  • 価格差5,000円以上を抑えつつ高性能マウスが欲しい → 3Sで十分
  • クリエイティブ系作業でショートカットを多用する → MX Master 4のActions Ringが刺さる

まずスペックで違いを確認する

項目MX Master 4MX Master 3S
価格(最安目安)約18,600円〜約13,480円〜
重さ150g141g
ボタン数87
DPIセンサー8,000 Darkfield8,000 Darkfield
サーフェス素材樹脂ベース(ベタつきにくい)ラバー(経年でベタつく場合あり)
Actions Ringあり(新機能)なし
ハプティックフィードバックあり(新機能)なし
静音クリックありあり
USB-C充電ありあり
マルチペアリング3台3台
Bluetooth LE / Boltありあり

センサー性能・接続方式・充電方式は両機種でほぼ同等。差がつくのは「価格・重さ・新機能・素材」の4点だ。


MX Master 4の新機能3点を正直に評価する

Actions Ring(アクションリング)

親指が当たるサムホイール部分が「回転するリング」に変わり、Logi Options+でアプリごとに最大72のアクションを割り当てられる。

PhotoshopならリングでブラシサイズをリアルタイムAdjust、Premiere Proなら再生速度を変更、Finderでは並び順を切り替え——といった使い方ができる。アプリを切り替えると設定済みのアクションも自動で変わるため、慣れると手だけで作業の大半を操作できる。

ただし実使用者のレビューを見ると「慣れるまでに時間がかかる」「テキスト中心の仕事だと恩恵が薄い」という声は少なくない。恩恵を受けるのはアプリを頻繁に切り替えながらキーボードショートカットを多用するクリエイター、あるいは作業効率化に強い関心がある人だ。普段どおりの操作をするだけなら、使わなくてもマウスとして機能する。

ハプティックフィードバック

スクロールやActions Ring操作時に指先に振動で反応が返ってくる。操作が確実に入力された感触が得られ、視覚に頼らず指の感覚だけで確認できるのが特徴だ。

評価としては「独特の操作感で楽しい」という好意的な声がある一方、「実際に触るまで必要性が分かりにくい」という意見も。機能としての面白さは本物だが、購入の決め手になるかどうかは個人差が大きい。

樹脂ベースのサーフェス素材

3Sはラバー素材だが、MX Master 4では表面を樹脂ベースに全面変更している。ラバー素材は使い続けると加水分解(湿気・皮脂との反応)でベタついてくることがある。3SのAmazonレビューや個人ブログでも「数年後にベタついてきた」という報告が散見される。

MX Master 4ではこの点が改善されており、長期間使い続けても表面の質感が保たれやすい。地味ながら、長く使いたい人には重要な改良だ。


買う前に知っておきたい注意点

Actions RingはLogi Options+が常時起動必要

Actions Ringの機能を使うには、Logi Options+(公式ドライバーソフト)がバックグラウンドで常時動いている必要がある。

これが問題になるのは、Mac向けのサードパーティドライバーを使っているユーザーだ。「SteerMouse」はポインター加速のカスタマイズや定速スクロールを実現できる人気ソフトだが、Logi Options+と同時に使うとポインター設定や一部の動作が競合し、正常に動作しない場合がある。

SteerMouseに依存したMacユーザーには、MX Master 4への乗り換えは慎重な検討が必要だ。 MX Master 3SはLogi Options+なしでも基本機能を使えるため、この問題が起きにくい。

3Sより9g重い

141gと150gの差は数値上は小さい。ただし「つまみ持ち」のユーザーを中心に重さを指摘する声がある。1日中マウスを使うなら、この9gが積み重なって疲れ感の差につながることもある。「かぶせ持ち」が主体なら気になりにくい。

サイドボタンの配置が変わった

3Sに慣れているユーザーからは「サイドボタンの位置が変わって押しにくくなった」という感想が見られる。長年3Sを使ってきた人は移行後に適応期間が生じる可能性があるため、試用できる機会があれば事前に触ってみるのが望ましい。


こんな人にはMX Master 4を選んでほしい

  • クリエイティブ系ワーカー(デザイナー・動画編集者など):Actions Ringでアプリ別ショートカットを使いこなせると作業効率が上がる
  • 3Sのラバーがベタついてきた人:素材変更の恩恵を直接受けられる
  • Logi Options+だけで完結できる人:SteerMouseなど特別なドライバーを使っていないなら競合問題が起きない
  • 最新の操作感を試したい人:ハプティックフィードバックとActions Ringは一度体感すると面白い

こんな人はMX Master 3Sを選ぶ(または維持する)

  • SteerMouseなどサードパーティドライバーのMacユーザー:乗り換えると使い勝手が下がる可能性がある
  • 価格差5,000円以上を節約したい人:センサー・静音クリック・スクロールの基本性能は3Sでも十分高い
  • 今の3Sに特段の不満がない人:明確な不満がなければ乗り換えのメリットは薄い
  • 軽いマウスを求める人:9gの差が長時間使用では体感的に出てくる場合がある

よくある疑問(FAQ)

Q. MX Master 3SからMX Master 4への乗り換えは価値がありますか?

3SでSteerMouseを使っていない、かつ3Sのラバーがベタついてきたなら乗り換えを検討する価値はある。逆に3Sが問題なく使えているなら、5,000円以上の価格差を正当化できる理由は限られる。「ハプティックフィードバックを試したい」という好奇心だけなら、少し待って価格が落ち着いてからでも遅くない。

Q. MacとWindowsでどちらが合いますか?

どちらでも使える。ただし前述のとおり、SteerMouseを愛用しているMacユーザーはLogi Options+との競合に注意が必要だ。WindowsユーザーはLogi Options+を素直に使えるため、MX Master 4の機能をフルに活用しやすい。

Q. 左利きは使えますか?

MX Master 4も3Sも右手専用デザインだ。左利きの方は他のマウスを検討することをおすすめする。

Q. 充電はどのくらい持ちますか?

3SはBluetoothで最大70日(公称値)。MX Master 4も同水準とされているが、Actions RingやHaptic機能のオン・オフ状態によって変動する。公称値はあくまで参考値として見ておくと良い。

Q. ガラス製デスクでも使えますか?

Darkfieldセンサーはガラス面を含む多くの素材で動作する。ただし完全な透明ガラスや鏡面など特殊な素材では動作が不安定になることがある。

Q. MX Master 3Sの「for Mac」版と通常版の違いは?

「for Mac」版はMac向けにカラーとキーマッピングが最適化されているが、基本的な機能・センサー性能は同等だ。WindowsでもBluetoothで使えるため、どちらを選んでも大きな機能差はない。


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まとめ:5,000円の差をどう判断するか

MX Master 4は「ベタつかない素材」「Actions Ring」「ハプティックフィードバック」という3点の明確な改良を持つ。しかしその恩恵を受けられるかどうかは、使い方によって大きく分かれる。

判断軸はシンプルだ。

  1. SteerMouseなどのサードパーティドライバーを使っているか → 使っていれば3Sを維持
  2. 3Sのラバーがベタついてきたか → べタついているならMX Master 4が解決策になる
  3. Actions Ringの概念に魅力を感じるか → 感じるならMX Master 4の方が満足度が高い

3Sを快適に使えているなら、急いで乗り換える必要はない。ラバーの劣化に悩んでいる、またはショートカット効率化に真剣に取り組みたいなら、MX Master 4は確かな価値を持つ一台だ。


※本記事は情報提供を目的としたものです。価格・仕様は変動する場合があるため、購入・契約前に必ず公式・販売ページの最新情報をご確認ください。

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